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輻射熱
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ふくしゃねつ
ふりがな文庫
“
輻射熱
(
ふくしゃねつ
)” の例文
これは太陽から来る
輻射熱
(
ふくしゃねつ
)
を
掴
(
つか
)
まえて、発電所を作る。そのエネルギーで、温めたり、明るくしたり、物を製造したりする。
遊星植民説
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
茶の入った大きな湯沸しと、
魚煎餅
(
うおせんべい
)
とあんこだまと、二三冊の本を持って。夏でなくとも、晴れて風のない日に海へ出ると、水面からの
輻射熱
(
ふくしゃねつ
)
で暑い。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
しかし色々やっている
中
(
うち
)
に、それは手の暖みによる
輻射熱
(
ふくしゃねつ
)
と手で暖められた空気の対流とによることが分ったので、手袋をはめることによって難なく解決された。
雪雑記
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
手みじかに言えば非情の作用は
輻射熱
(
ふくしゃねつ
)
に似ている。草木の繁ろうと枯れようと太陽の知ったことではない。太陽はただその軌道を誤りなく運行するだけのはなしだ。
チェーホフ序説:――一つの反措定として――
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
猿股
(
さるまた
)
一枚になって、うららかな太陽の光のあたる縁側にとび出し、ほの温い
輻射熱
(
ふくしゃねつ
)
を背中一杯にうけて、ウーンと深い呼吸をして、
瞼
(
まぶた
)
をとじた。
振動魔
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
夏でなくとも、晴れて風のない日に海へ出ると、水面からの
輻射熱
(
ふくしゃねつ
)
で暑い。私はパンツにポロシャツを着ただけで、大きな
麦藁帽
(
むぎわらぼう
)
をかぶっていた。海へ出ると
櫂
(
かい
)
をあげ、舟を流し放しにして本を読む。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
輻
漢検1級
部首:⾞
16画
射
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
“輻射”で始まる語句
輻射
輻射線
輻射形
輻射状
輻射谷