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ふくしゃねつ
ふりがな文庫
“ふくしゃねつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
輻射熱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
輻射熱
(逆引き)
手みじかに言えば非情の作用は
輻射熱
(
ふくしゃねつ
)
に似ている。草木の繁ろうと枯れようと太陽の知ったことではない。太陽はただその軌道を誤りなく運行するだけのはなしだ。
チェーホフ序説:――一つの反措定として――
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
猿股
(
さるまた
)
一枚になって、うららかな太陽の光のあたる縁側にとび出し、ほの温い
輻射熱
(
ふくしゃねつ
)
を背中一杯にうけて、ウーンと深い呼吸をして、
瞼
(
まぶた
)
をとじた。
振動魔
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
夏でなくとも、晴れて風のない日に海へ出ると、水面からの
輻射熱
(
ふくしゃねつ
)
で暑い。私はパンツにポロシャツを着ただけで、大きな
麦藁帽
(
むぎわらぼう
)
をかぶっていた。海へ出ると
櫂
(
かい
)
をあげ、舟を流し放しにして本を読む。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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