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輪形
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わがた
ふりがな文庫
“
輪形
(
わがた
)” の例文
いつか、一同のまわりには、
松明
(
たいまつ
)
をあかあかと照らした
軍兵
(
ぐんぴょう
)
が五、六十人、ズラリと
輪形
(
わがた
)
になって陣列を組んでいた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
輪形
(
わがた
)
は、いつか澄んだ
碧
(
あお
)
みを加えて、やがては黄道を覆い、極から極に、天球を
涯
(
はて
)
しなく拡がってゆくのだ。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
天の奧より冠の如き
輪形
(
わがた
)
を成せる一の
燈火
(
ともしび
)
降りてこの星を卷き、またこれが
周圍
(
まはり
)
をめぐれり 九四—九六
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
ポクポク進んで行くと、行手に数個の人影があって、ぐるりと
輪形
(
わがた
)
に突っ立ち、中に一人の人を囲んで棒を持ったり杖を持ったり、そして盛んに
啖呵
(
たんか
)
を切って中なる人を
脅迫
(
きょうはく
)
している様子です。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
紅白の花がハッキリと
輪形
(
わがた
)
になって墓の上の丸い頂きをかこんでいる。
薬
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
“輪形”の意味
《名詞》
丸い輪のような形状。
(出典:Wiktionary)
輪
常用漢字
小4
部首:⾞
15画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“輪形”で始まる語句
輪形陣
輪形編隊