“わがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
輪形83.3%
我田16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天の奧より冠の如き輪形わがたを成せる一の燈火ともしび降りてこの星を卷き、またこれが周圍まはりをめぐれり 九四—九六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ポクポク進んで行くと、行手に数個の人影があって、ぐるりと輪形わがたに突っ立ち、中に一人の人を囲んで棒を持ったり杖を持ったり、そして盛んに啖呵たんかを切って中なる人を脅迫きょうはくしている様子です。
何処どこまでも我田わがたへ水を引く。若紳士も最早もはや争う力なし。ひとり愉快に堪えざるは中川に心を寄する玉江嬢。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)