“わなり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ワナリ
語句割合
輪形66.7%
環状33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
公園を歩いている間、出逢であう人の自分を見るのが不快であった。例の輪形わなりになった大通りへ出て、馬車を呼んで、そこらを散歩するように歩けと云い付けた。
みれん (新字新仮名) / アルツール・シュニッツレル(著)
ささら波輪形わなりの皺み。
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
指環ゆびわの台は純金であったが、環状わなりに並べた九つの小粒の真珠の真ん中に、一つの大きな真珠があり、倉持家の定紋に造られたもので
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)