“転太石”の読み方と例文
読み方割合
ごろたいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この竹藪には蟾蜍（ひきがえる）のいた事これまた気味悪いほどで、夏の夕（ゆうべ）まだ夜にならない中から、何十匹となく這（は）い出して来る蟾蜍に庭先は一面大（おおき）な転太石（ごろたいし）でも敷詰めたような有様になる。
日和下駄：一名　東京散策記 (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)