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車夫
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わかいし
ふりがな文庫
“
車夫
(
わかいし
)” の例文
今の
腕車
(
くるま
)
に、私が乗っていたのを知って、
車夫
(
わかいし
)
が
空
(
から
)
で駆下りた時、足の爪を
轢
(
ひ
)
かれたとか何とか、因縁を着けて、
端銭
(
はした
)
を
強請
(
ゆす
)
るんであろうと思った。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
車夫
(
わかいし
)
はたった今乗せたばかりの処だろう、
空車
(
からぐるま
)
の気前を見せて、
一
(
ひと
)
つ
駆
(
が
)
けで、
顱巻
(
はちまき
)
の上へ
梶棒
(
かじぼう
)
を突上げる
勢
(
いきおい
)
で、
真暗
(
まっくら
)
な坂へストンと
摺込
(
すべりこ
)
んだと思うと、むっくり線路の
真中
(
まんなか
)
を躍り上って、や
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“車夫”の意味
《名詞》
車夫(しゃふ)
人力車を引いて人を運ぶことを仕事にする人。人力車夫。
(出典:Wiktionary)
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“車夫”で始まる語句
車夫様
車夫體
車夫同士
車夫風情