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蹲
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しや
ふりがな文庫
“
蹲
(
しや
)” の例文
釣道具を日本から携へて来られた佐藤さんは、その夕明りの下で草の上に
蹲
(
しや
)
がみながら鮒を釣られた。良人の此処で詠んだ歌の中に
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
お濱さんは居なかつたがおなじ様に
鼠色
(
ねずみいろ
)
の
無地
(
むぢ
)
の
単衣
(
ひとへ
)
を着た盲唖院の
唖者
(
をし
)
の男の子が二人、
沼
(
ぬま
)
の岸の
熊笹
(
くまさヽ
)
が茂つた中に
蹲
(
しや
)
がんで、手真似で何か話し乍ら
頷
(
うなづ
)
き合つて居た。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
“蹲(つくばい)”の解説
つくばい(蹲踞、蹲)とは、日本庭園の添景物の一つで露地(茶庭)に設置される。茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたもの。
(出典:Wikipedia)
蹲
漢検1級
部首:⾜
19画
“蹲”を含む語句
蹲踞
蹲居
蹲跼
蹲螭
落蹲
犬蹲
掻蹲
蹲石
蹲裾
蹲跪
蹲踞込
蹲躅
蹲込