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跼
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ひざまづ
ふりがな文庫
“
跼
(
ひざまづ
)” の例文
朝に水をかひ、夕に虫をはらふて、
而
(
しか
)
して、一年なれ、二年なれ、しかる後に静かに其花前に
跼
(
ひざまづ
)
いて、思へよ、恥ぢよ、悔いよ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
茲
(
ここ
)
に於てか、
征馬鉄蹄
(
せいばてつてい
)
に世界を
蹂躪
(
じうりん
)
し、
大名
(
たいめい
)
長く
青史
(
せいし
)
を照せる一世の雄傑アレキサンドルも、
遂
(
つひ
)
に一語の発すべきなく、静かに
跼
(
ひざまづ
)
いて彼の
垢
(
あか
)
づける手を
把
(
と
)
り、
慇懃
(
いんぎん
)
に其無礼を謝したりと云ふ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
跼
漢検1級
部首:⾜
14画
“跼”を含む語句
跼蹐
前跼
蹲跼
心跼
踞跼