“足頸”の読み方と例文
読み方割合
あしくび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畳の上を膝でずっているすそさばきのふきの下から、東京好みの、木型のような堅い白足袋をぴちりとめた足頸あしくびが一寸ばかり見えた。
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
尖りて高きその肩には、ひとりの罪人つみびとの腰を載せ、その足頸あしくびをかたく握れり 三四—三六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)