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赭毛
ふりがな文庫
“赭毛”の読み方と例文
読み方
割合
あかげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかげ
(逆引き)
地下室から戻ってきたジョオジは、頭から変装用の
赭毛
(
あかげ
)
の
鬘
(
かつら
)
を
脱
(
と
)
り、顔に塗った
白粉
(
おしろい
)
をおとした、紛れもない龍介である。
黒襟飾組の魔手
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
と言ひながら、彼等の案内者である
赭毛
(
あかげ
)
の太つちよの女が、片手で日にやけた額から
滴
(
したた
)
り落ちる汗を、汚れた手拭で拭ひながら、別の片手では、彼等の行く手の方を指し示した。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
そうするとすぐに、障子をあけてお勝が入って来た。五尺そこそこの
痩
(
や
)
せた躯で、色が黒く
赭毛
(
あかげ
)
である。
雪と泥
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
赭毛(あかげ)の例文をもっと
(3作品)
見る
赭
漢検1級
部首:⾚
16画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“赭”で始まる語句
赭
赭土
赭顔
赭黒
赭熊
赭茶
赭色
赭味
赭土色
赭顏
“赭毛”のふりがなが多い著者
佐藤春夫
山本周五郎