“質八”の読み方と例文
読み方割合
しちばち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無学はマンも同様で、夫婦は、「どんなに貧乏しても、質八しちばち置いてでも、子供たちに、学校だけはさせてやろうな」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
かせぎに身がはいらず質八しちばち置いて、もったいなくも母親には、黒米のからうすをふませて、弟には煮豆売りに歩かせ、売れ残りのくなった煮豆は一家のお惣菜そうざい
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)