“賦税”の読み方と例文
読み方割合
ふぜい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
政治は力を用いるよりも智を用いるを主とし、法制よりも経済を重んじ、会計録というものを撰して上(たてまつ)り、賦税(ふぜい)戸口(ここう)の準を為さんことを欲したという。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
いま田宅を彼らに返し、業を励ませば、たちまち賦税(ふぜい)も軽しとし、国のために、いや国のためとも思わず、ただ孜々(しし)として稼ぎ働くことを無上の安楽といたしましょう。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ世の中に生れて来た賦税(ふぜい)として、時々交際のために涙を流して見たり、気の毒な顔を作って見せたりするばかりである。云わばごまかし性(せい)表情で、実を云うと大分(だいぶ)骨が折れる芸術である。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)