賤女しづのめ)” の例文
かの賤女しづのめいかに美しとて、決して我を誘ひ寄すること能はざるべし。夫人。吾友よ、われは明におん身の心を知れり。さきにはその心に初戀の充牣きざしたるため、些の餘地だになかりき。
ダンテ時代にてはこれらの名を賤女しづのめ賤男しづのをの意に用ゐたりと見ゆ
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)