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賢造
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けんぞう
ふりがな文庫
“
賢造
(
けんぞう
)” の例文
彼の隣には父の
賢造
(
けんぞう
)
が、静かな
寝息
(
ねいき
)
を洩らしていた。父と一つ部屋に眠るのは、少くともこの三四年以来、今夜が彼には始めてだった。
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
午
(
ひる
)
過ぎになってから、
洋一
(
よういち
)
が
何気
(
なにげ
)
なく茶の
間
(
ま
)
へ来ると、そこには今し方帰ったらしい、夏羽織を着た父の
賢造
(
けんぞう
)
が、長火鉢の前に坐っていた。
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
慎太郎
(
しんたろう
)
がふと眼をさますと、もう窓の戸の隙間も薄白くなった二階には、姉のお
絹
(
きぬ
)
と
賢造
(
けんぞう
)
とが何か小声に話していた。彼はすぐに飛び起きた。
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
賢
常用漢字
中学
部首:⾙
16画
造
常用漢字
小5
部首:⾡
10画
“賢”で始まる語句
賢
賢明
賢者
賢吉
賢人
賢二
賢俊
賢所
賢察
賢木