“貪(と)” の例文
三國屋に居ると何んの彼(か)ので日に十五錢宛貪(と)られるがな。そすると月に積つて四圓五十錢で、私は五十錢しか小遣が殘らなくなるでな。
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
奈何(どう)だらうな、重兵衛さん。三国屋に居ると何の彼ので日に十五銭宛貪(と)られるがな。そすると月に積つて四円五十銭で、私(わし)は五十銭しか小遣が残らなくなるでな。些(すこ)し困るのぢや。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)