讃辞ことば)” の例文
旧字:讃辭
うな頬片ほつぺた、何時来ても天鵞絨ビロウドみてえだな。十四五の娘子めらしごと寝る様だ。』と言つた。これは此若者が、殆んど来る毎にお定に言つてゆく讃辞ことばなので。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)