識神しきしん)” の例文
漢の明帝のとき、仏法はじめて入る。生々せいせいの類、識神しきしん不滅の説を聞き、もって怪異奇僻きへきとなす。ことに知らず。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
(『山堂清話さんどうせいわ』に曰く、「五蘊ごうんはじめて起こる。これを名づけて生となす。ないし、四大分散、これを名づけて死となす。識神しきしんごうしたがいて後有に旋帰す」と)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)