“識二”の読み方と例文
読み方割合
しきじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九年五月孫行矣かうい館の副長となつた。館は柳橋にあつた。古川精一の経営する所の病院で、其長は浅田栗園りつゑんであつた。栗園、初の名は直民、あざな識二しきじ、後に名は惟常、字は識此しきしと改めた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)