“識分”の読み方と例文
読み方割合
みわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃、もうお互いの面には払暁ふつぎょうの薄明りが見られていた。たしかに夜は白みかけているのだ。しかしいよいよ深い朝霧に物の色目あやめ識分みわけられない。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)