“謙虚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんきょ88.9%
けんきよ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おう、それほどな謙虚けんきょを持つなら、なぜふたたび、御稜威を負って、千早の勇猛心を、さらに振ッてみせんとはしないのか」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わたしが、これまであった、あのような、謙虚けんきょで、正直しょうじきで、しんせつな人々ひとびとはたらいているということでなければならぬ。かりにそうしたどうしのあつまりだと想像そうぞうしてごらん。
兄の声 (新字新仮名) / 小川未明(著)
四十男の兼吉は、此稼業の者に似合はぬ、謙虚けんきよな、人柄な男だつたのです。