“謄写版”の読み方と例文
読み方割合
とうしゃばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とかくにこの種の痴漢が出没するから婦人の夜間外出は注意しろと、町内の組合からも謄写版とうしゃばんの通知書をまわして来たことがある。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
謄写版とうしゃばんの『草の実』は、すぐ火鉢ひばちにくべられた。まるで、ペストきんでもまぶれついているかのように、あわてて焼かれた。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
謄写版とうしゃばんのまちがいではないかと私は思っていた。で、その後その店員の顔を見た時、さっそく訊いてみると、やっぱり五百八十何円とやらいった。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)