諭告ゆこく)” の例文
例によってこれには諭告ゆこくを与え仁を施し、さて、城中の重宝を開いて、これをことごとく、三軍にけ与えた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今このめしの字は俗なるゆえメシと改むべしなど国中に諭告ゆこくするも、決して人力の及ぶべき所に非ず。
小学教育の事 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
そこここに貼付てんぷされた三色旗の印刷してある動員令、大統領の諭告ゆこく、貨物輸出の禁止令などを読もうとする人達が、今までなりを潜めて沈まり返っていたような町々に満ちあふれた。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その間に、長秀は、附近の村落に諭告ゆこくして、住民を安堵あんどせしめ、賤ヶ嶽へ登って、やがて桑山重晴と合した。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「……以後は、ご注意ください」という内々な諭告ゆこくのもとに。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼はまた、家中一統を集めて、こういう諭告ゆこくを発した。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、先手を打った諭告ゆこくなのである。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、諭告ゆこくした。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)