“諒(りやう)” の例文
切に願ふ、朝廷此情実を諒(りやう)とし給ひ、詔(みことのり)を下して朝野の直言を求め、奸佞(かんねい)を駆逐し、忠正を登庸し、邪説を破り、大体を明(あきらか)にし給はむことを。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
しかし後代の人々はいつかラツサアレも言つたやうに、「我々の過失を咎(とが)めるよりも我々の情熱を諒(りやう)とするであらう。」
或(あるひ)は余りに自己を説くに急なるふしもありしならん、或は辞藻やゝ繁くして、意義明瞭ならざるふしもありしならん、いづれは予が筆の至らざる所と諒(りやう)し給ふべし。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)
宇野氏も恐らくは僕の心もちを諒(りやう)としてくれることであらう。