読了よみおわ)” の例文
旧字:讀了
読了よみおわり、飛立つ程の悦び、年若でありますから忠平や姉とも相談して出立する事になりましたが、姉は病気で立つことが出来ません。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
初学の者にはずそのガランマチカを教え、素読そどくさずけかたわらに講釈をもして聞かせる。これを一冊読了よみおわるとセインタキスを又そのとおりにして教える。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
そうですのよ、ちょうど私がスミスから成功の事を知らせて来た二度目の手紙を読了よみおわったちょうどその時に、『お前をあやつにやるものか』というウェルキンの声を聞いたんですの。