言遁いひのが)” の例文
それかのものの汝に見えしは、汝が言遁いひのがるゝことなくしてかの永遠とこしへの泉よりあふれいづる平和の水に心を開かんためなりき 一三〇—一三二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
たとへば他人ひとの願ひ表示しるしとなりて外部そとにあらはるゝとき、たふとき魂言遁いひのがるゝことをせず、たゞちにこれを己が願ひとなすごとく 一三〇—一三二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)