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角柱
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すみばしら
ふりがな文庫
“
角柱
(
すみばしら
)” の例文
崖の山藤が這い伸びて、欄の
角柱
(
すみばしら
)
からひさしに花のすだれを見せ、そのつよい匂いに飽いた蜂が、時折、
母子
(
ふたり
)
の机をおびやかした。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
新吉は踏んでいる床が左右に揺れたかと思って
角柱
(
すみばしら
)
へ背なかを寄せたが、その入口に、いつの間にかお久良が来て立っていた。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
みると周馬の左の手が、いつのまにか、部屋の
角柱
(
すみばしら
)
に伸びていて、そこにある
鈎
(
かぎ
)
のようなものへ指をかけている。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼女は、
角柱
(
すみばしら
)
へ立ってゆく。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“角柱”の意味
《名詞》
角柱 (かくちゅう、かくばしら)
(かくちゅう、かくばしら)断面が四角形または角形をした柱。
(かくちゅう)底面が多角形の柱体。
(かくばしら)竹の別名。
(出典:Wiktionary)
“角柱”の解説
角柱(かくちゅう、prism)とは、多角形を底面とする柱体。つまり、2枚の合同で平行な多角形の間に四角形を立たせた多面体、あるいは、多角形がそれに交わる方向に平行移動した軌跡である。このとき、2枚の底面の周上の対応する2点を結ぶ線分を、角柱の母線と呼ぶ。角柱は高さを持った多角形といえる。
(出典:Wikipedia)
角
常用漢字
小2
部首:⾓
7画
柱
常用漢字
小3
部首:⽊
9画
“角”で始まる語句
角
角力
角笛
角張
角帯
角屋
角々
角樽
角立
角兵衛獅子