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親鶏
ふりがな文庫
“親鶏”の読み方と例文
読み方
割合
おやどり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おやどり
(逆引き)
男くさい、酒くさい、異様な涙の
蒸
(
む
)
れに鼻をつかれながら、清盛は、
親鶏
(
おやどり
)
が腹の下へヒヨコを抱え入れたときのように、
昂然
(
こうぜん
)
と、杯を招いて、ひと息にのみほした。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
親鶏
(
おやどり
)
が雛鶏に向うときのような太暖かい声の響きは、わたくしに去年のクリスマスまえ、学園の丘の河上の多那川べりで遇った乞食の老人の声を思い起させます。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
親鶏
(
おやどり
)
のひよこ遊ばす
葵
(
あおい
)
かな
成美
(
せいび
)
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
親鶏(おやどり)の例文をもっと
(3作品)
見る
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
鶏
常用漢字
中学
部首:⿃
19画
“親”で始まる語句
親
親戚
親父
親爺
親仁
親子
親切
親方
親類
親身
“親鶏”のふりがなが多い著者
高浜虚子
吉川英治
岡本かの子