“西洋犬”の読み方と例文
読み方割合
せいよういぬ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富山の友人から貰ったトムと云う大きな西洋犬せいよういぬが、主人父子おやこの後を遅々のそのそいて行った。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
犬を好まない文学者にゲエテとストリントベルグとを数えることを愉快ゆかいに思っている一人だった。だからこの言葉を耳にした時、彼はこんなところにってい勝ちな、大きい西洋犬せいよういぬを想像した。
保吉の手帳から (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)