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襟前
ふりがな文庫
“襟前”の読み方と例文
読み方
割合
えりまえ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えりまえ
(逆引き)
もう
袷
(
あわせ
)
一枚になって、そこに食べ物を運んで来る女中は
襟前
(
えりまえ
)
をくつろげながら夏が来たようだといって笑ったりした。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
着物の紙ぼこりをたたき、
襟前
(
えりまえ
)
をつくろいながら、こういい残して奥の一間へ行く。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
葉子は
襟前
(
えりまえ
)
をくつろげながら、だれからよこしたものかとその花束の一つを取り上げると、そのそばから厚い紙切れのようなものが出て来た。手に取って見ると、それは手札形の写真だった。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
襟前(えりまえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
襟
常用漢字
中学
部首:⾐
18画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“襟”で始まる語句
襟
襟飾
襟巻
襟元
襟首
襟髪
襟頸
襟足
襟垢
襟度
“襟前”のふりがなが多い著者
有島武郎
吉川英治