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襖障子
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ふすましょうじ
ふりがな文庫
“
襖障子
(
ふすましょうじ
)” の例文
戻って来た彼らは
襖障子
(
ふすましょうじ
)
を閉め、互いの膝を突き合わせるように坐った。蓑賀殿の肥えた円い顔が、こんどはきんと引きしまっているし、声も低く
真虔
(
しんけん
)
な響きをもっている。
三悪人物語:忍術千一夜 第二話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その時でさえ、宇左衛門が、それを
潮
(
しお
)
に、話しかけたが、彼は、また黙って、うす暗い空へ眼をやってしまった。そのほかは、勿論、
唖
(
おし
)
のように口をつぐんで、じっと
襖障子
(
ふすましょうじ
)
を見つめている。
忠義
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
というので、奥の間の
襖障子
(
ふすましょうじ
)
を明け放して対座した。
彩虹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
襖
漢検準1級
部首:⾐
18画
障
常用漢字
小6
部首:⾩
14画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“襖”で始まる語句
襖
襖子
襖越
襖際
襖絵
襖紙
襖側
襖一重
襖地
襖画