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褪赭
ふりがな文庫
“褪赭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たいしゃ
50.0%
セピア
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいしゃ
(逆引き)
黝
(
くろ
)
い木立。百姓家。街道。そして青田のなかに
褪赭
(
たいしゃ
)
の
煉瓦
(
れんが
)
の煙突。
城のある町にて
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
曾遊
(
そうゆう
)
の
榛名
(
はるな
)
、
赤城
(
あかぎ
)
の山々は、夕の空に
褪赭
(
たいしゃ
)
色ににじんでいた。
雪の武石峠
(新字新仮名)
/
別所梅之助
(著)
褪赭(たいしゃ)の例文をもっと
(2作品)
見る
セピア
(逆引き)
うな垂れると、紫色に見える首筋、やはり女の子らしく、
白粉
(
おしろい
)
ぐらいは塗りこくるのでしょう。それが脂と
埃
(
ほこり
)
に交って、地色の
褪赭
(
セピア
)
を紫色に仕上げているのです。
銭形平次捕物控:045 御落胤殺し
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
それが
脂
(
あぶら
)
と
埃
(
ほこり
)
に交つて、地色の
褪赭
(
セピア
)
を紫色に仕上げて居るのです。
銭形平次捕物控:045 御落胤殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
褪赭(セピア)の例文をもっと
(2作品)
見る
褪
漢検1級
部首:⾐
15画
赭
漢検1級
部首:⾚
16画
“褪”で始まる語句
褪
褪色
褪紅色
褪紅
褪緑
褪朱色
褪紅緋色
“褪赭”のふりがなが多い著者
別所梅之助
梶井基次郎
野村胡堂