“褪緑”の読み方と例文
読み方割合
たいりょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
精神がかけり回って迷い込むような、広い地平線や広漠こうばくたる平野は少しもなかった。灰色の眼をし、褪緑たいりょく色の衣をつけ、繊細なきっぱりした顔つきの河であった。