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裏淋
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うらさび
ふりがな文庫
“
裏淋
(
うらさび
)” の例文
その
堪
(
た
)
えがたき
裏淋
(
うらさび
)
しさと退屈さをまぎらすせめてもの手段は、不可能なる反抗でもなく、
憤怒怨嗟
(
ふんぬえんさ
)
でもなく、ぐっとさばけて、
諦
(
あきら
)
めてしまって
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
茫々
(
ぼうぼう
)
たる中部大草原の中に、新大陸の
華
(
はな
)
やかさの底に
裏淋
(
うらさび
)
しさを感じ、黒人の生活もつぶさに見聞して、故郷ボヘミアに思いを
馳
(
は
)
せながら、あの曲を書いたのであろう。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
八五郎も
裏淋
(
うらさび
)
しさうでした、あの晩の井戸端の逢引を思ひ出したのでせう。
銭形平次捕物控:294 井戸端の逢引
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
淋
漢検準1級
部首:⽔
11画
“裏”で始まる語句
裏
裏店
裏梯子
裏面
裏口
裏手
裏庭
裏門
裏通
裏漉