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装立
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いでた
ふりがな文庫
“
装立
(
いでた
)” の例文
やがて清盛は、
赤地錦
(
あかじにしき
)
の
直垂
(
ひたたれ
)
に、
黒糸縅
(
くろいとおどし
)
の腹巻、
白金物
(
しろかなもの
)
打った
胸板
(
むないた
)
を着け、愛用の
小長刀
(
こなぎなた
)
をかいばさんだ物々しい
装立
(
いでた
)
ちで、側近の貞能を呼びつけた。
現代語訳 平家物語:02 第二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
起き上がって
薙刀
(
なぎなた
)
を拾った時、次の間の
襖
(
ふすま
)
がサッと開いた。甲斐甲斐しく
装立
(
いでた
)
った近侍の者、三人、五人、七人、十人ずつ——得物を取って続々と八方へ駈け散ってゆく。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
装
常用漢字
小6
部首:⾐
12画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“装”で始まる語句
装
装束
装飾
装幀
装填
装置
装上
装釘
装飾品
装飾灯