表皮おもてかわ)” の例文
ながく木につけておくと袋の表皮おもてかわがはげ、繊維だけが蚊帳かやのようにのこって、あか提灯ちょうちんだといって持って遊ぶことができたけれども、毬酸漿のほうにはそういう遊びがない。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)