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行道
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ゆくみち
ふりがな文庫
“
行道
(
ゆくみち
)” の例文
たゞひとりの淑女あり、歌をうたひて歩みつゝ、その
行道
(
ゆくみち
)
をこと/″\くいろどれる花また花を摘みゐたり 四〇—四二
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
是
(
これ
)
を
矢立
(
やたて
)
の初めとして
行道
(
ゆくみち
)
なほすゝまず。人々は途中に立ちならびて、後かげの見ゆる
迄
(
まで
)
はと見送るなるべし。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
隔
(
へだ
)
ちたり吉兵衞は御勘定部屋より金方の役所へ
行道
(
ゆくみち
)
にて
件
(
くだん
)
の書付を出し見るに
〆高
(
しめだか
)
金四十七兩二分と有しかば
竊
(
ひそか
)
に
腰
(
こし
)
より
矢立
(
やたて
)
を取出し人なきを
窺
(
うかゞ
)
ひ四十の四の
字
(
じ
)
の上へ
一畫
(
いちくわく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“行道”の意味
《名詞》
仏門に入り仏道を修行すること。
法会の際、多くの僧侶が列となり、読経しながら仏堂の周囲を練り歩くこと。
(出典:Wiktionary)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“行道”で始まる語句
行道山
行道先達