行燈切籠あんどんきりこ)” の例文
青竹あをだけ長棹ながさをにづらりと燈籠とうろう切籠きりこむすびつけたるをかたにかけ、ふたツはげながら、ほそくとほるふしにて、切籠きりこ行燈切籠あんどんきりこ——とる、まちとほくよりきこゆるぞかし。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)