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行動
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しうち
ふりがな文庫
“
行動
(
しうち
)” の例文
静子の
行動
(
しうち
)
が、偶然か、はた
意
(
こころ
)
あつて見送つたものか、はた又吉野と申合せての事か、それは解らないが、
何
(
いづ
)
れにしても智恵子の心には、
万一
(
もしや
)
自分が男と一緒に乗つてゐる事を
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
岩野泡鳴氏は厭になつて自分が捨てて逃げた清子夫人と哲学者の田中王堂氏とが
怪
(
をか
)
しいといつて、
態々
(
わざ/\
)
探偵までつけて二人の
行動
(
しうち
)
を気をつけてゐたが、とうと辛抱出来ぬ節があつたと見えて
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
何がなしに自分の
行動
(
しうち
)
——紹介もなしに男と話をした事——が、はしたない様な、
否
(
いな
)
、はしたなく見られた様な気がして、『だつて、
那麽
(
あんな
)
切懸
(
きつかけ
)
だつたんだもの。』と心で
弁疎
(
いひわけ
)
して見ても
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
そして、女教師の孝子にも、健の
其麽
(
そんな
)
行動
(
しうち
)
が何がなしに快く思はれた。時には孝子自身も、人のゐない処へ忠一を呼んで、手厳しく
譴
(
たしな
)
めてやることがある。それは孝子にとつても或る満足であつた。
足跡
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
常にない其
行動
(
しうち
)
を、健は目を圓くして眺めた。
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
▼ もっと見る
常にない其
行動
(
しうち
)
を、健は目を
円
(
まろ
)
くして眺めた。
足跡
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“行動”の解説
は、人間を含む動物の活動や行い全般を指す言葉である。ただし、日本語の「行動」がもっぱら生物(特に動物)に適用されるのに対し、英語の「behavio(u)r」は物体・機械など無生物の挙動・振舞いの意味で用いられることがある。
(出典:Wikipedia)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
動
常用漢字
小3
部首:⼒
11画
“行動”で始まる語句
行動性