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血痰
ふりがな文庫
“血痰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けったん
75.0%
けつたん
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けったん
(逆引き)
この国へきてから、しばらく忘れていた
血痰
(
けったん
)
が、胸のどこかに、時機を待って
鬱滞
(
うったい
)
しているのではないかというような神経を起こしたりした。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
血痰
(
けったん
)
さえ出ない。病気の事なんか忘れてしまった。この「病気を忘れる」という事が、全快の早道だと、ここの場長さんが言っていた。少し変ったところのある人だ。
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
血痰(けったん)の例文をもっと
(3作品)
見る
けつたん
(逆引き)
一度クロープ性肺炎に
罹
(
かゝ
)
り発熱して
血痰
(
けつたん
)
が出たりした時、女が私に内証で
国許
(
くにもと
)
に報じ、父が電報で上京の時間まで通知して来たが
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
血痰(けつたん)の例文をもっと
(1作品)
見る
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
痰
漢検1級
部首:⽧
13画
“血”で始まる語句
血
血眼
血腥
血統
血汐
血痕
血潮
血飛沫
血相
血糊
“血痰”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
吉川英治
太宰治