“蠕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
50.0%
うご25.0%
ぜん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もし外形の生命をり来つて観ずれば、地球広しといへども、五尺の躰躯大なりと雖、何すれぞ沙翁をして「天と地との間をひまはる我は果していかなるものぞ」
各人心宮内の秘宮 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
唐の張鷟ちょうさくの『朝野僉載ちょうやせんさい』に、嶺南の獠民、鼠の児目明かず、全身赤くうごめくものに、蜜を飼い、はしはさみ、取って咬むと喞々しつじつの声をなす、これを蜜喞みつしつといいて賞翫するとあり。
晩飯に私は海産のぜん虫——我国の蚯蚓みみずに似た本当の蠕虫で、只すこし大きく、一端にあるふさから判断すると