“藝州”の読み方と例文
新字:芸州
読み方割合
げいしう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
企てるには金子とぼしくては大事成就覺束おぼつかなし第一に金子の才覺さいかくこそ肝要かんえうなれ其上にてはからふむねこそあれ各々の深慮しんりよは如何と申ければ天一坊進出すゝみいでて其金子の事にて思ひ出せし事ありそれがし先年九州へ下りしみぎ藝州げいしう宮島みやじまにて出會であひし者あり信州しんしう下諏訪しもすは旅籠屋はたごや遠藤ゑんどう屋彌次六と云ふ者にて彼は相應さうおうの身代の者のよしかたらおきし事も有ば此者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)