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藁蘂
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わらしべ
ふりがな文庫
“
藁蘂
(
わらしべ
)” の例文
それに狙はれては、
藁蘂
(
わらしべ
)
の髮を結つた小田原在の
爺
(
とつ
)
さん、お
臍
(
へそ
)
と
接吻
(
キツス
)
させて置いた財布でも、無事では濟まなかつたでせう。
銭形平次捕物控:183 盗まれた十手
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
藁蘂
(
わらしべ
)
で結つた油氣のない髮は、半分白髮が交つて、多年日光の下で燒き上げた澁紙色の皮膚、遠州
縞
(
じま
)
の單衣の尻を端折つて、
淺葱色
(
あさぎいろ
)
の股引は
海藻
(
もくづ
)
を
綴
(
つゞ
)
つたやうに
繼
(
つぎ
)
だらけです。
銭形平次捕物控:183 盗まれた十手
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
藁
漢検準1級
部首:⾋
17画
蘂
漢検準1級
部首:⾋
19画
“藁”で始まる語句
藁
藁草履
藁葺
藁屋
藁屑
藁屋根
藁沓
藁束
藁苞
藁人形