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薩摩隼人
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さつまはやと
ふりがな文庫
“
薩摩隼人
(
さつまはやと
)” の例文
「
草賊輩
(
そうぞくばら
)
をけしかけて、詭計をもって討とうとは、あくまで卑怯な伊集院。
薩摩隼人
(
さつまはやと
)
と云われるか! 尋常に来い、恥を知れ! さあ二人だ、もう遁がさぬ!」
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
干渉は実に京都から来た。しかも数百名の
薩摩隼人
(
さつまはやと
)
を引率する島津久光を背景にして迫って来た。この干渉は幕府にある上のものにも下のものにも強い衝動を与えた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
三百人の気の早い
薩摩隼人
(
さつまはやと
)
が、支那人に見られまいとして、半年余の間、
今帰仁
(
なきじん
)
や
城間
(
ぐすくま
)
に潜んでいたという事実をお聞きになったら、なるほどとうなずかれるでありましょう。
琉球史の趨勢
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
しかし士気は
斗牛
(
とぎゅう
)
を呑む!
薩摩隼人
(
さつまはやと
)
の精鋭じゃ! 嘘と思わばかかってござれ! 真ん中を襲わば左右の翼、瞬間に畳んで引っ包む! 島津の兵法
羚釵懸
(
れいさが
)
かり
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
島津轡
(
しまづぐつわ
)
の旗を先頭にして、太鼓の音に歩調を合わせながら、西から街道を進んで来る人たちの声だ。こころみに、この新作の軍歌が
薩摩隼人
(
さつまはやと
)
の群れによって歌われることを想像して見るがいい。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“薩摩隼人”の意味
《名詞》
薩 摩 隼 人 (さつまはやと)
薩摩の武士に対してつかわれた美称。現在でも鹿児島県出身の男性に対して使われることがある。
(出典:Wiktionary)
薩
漢検準1級
部首:⾋
17画
摩
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
隼
漢検準1級
部首:⾫
10画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“薩摩”で始まる語句
薩摩
薩摩芋
薩摩絣
薩摩下駄
薩摩琵琶
薩摩潟
薩摩薯
薩摩上布
薩摩飛白
薩摩守忠度