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蔭間茶屋
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かげまぢゃや
ふりがな文庫
“
蔭間茶屋
(
かげまぢゃや
)” の例文
蔭間茶屋
(
かげまぢゃや
)
の
色子
(
いろこ
)
(
野郎
(
やろう
)
)風俗だの売女の
装
(
な
)
り
振
(
ふ
)
りが、良家の子女にまで真似られて、大奥や柳沢閥の
華奢
(
かしゃ
)
をさえ、色彩のうすいものにした。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あるひは楽屋
稲荷町
(
いなりまち
)
の混雑、
中二階
(
ちゅうにかい
)
女形部屋
(
おんながたへや
)
の
体
(
てい
)
、また
欞子窓
(
れんじまど
)
に
縄暖簾
(
なわのれん
)
下
(
さ
)
げたる怪しき入口に
五井屋
(
ごいや
)
と
記
(
しる
)
して
大振袖
(
おおふりそで
)
に
駒下駄
(
こまげた
)
の
色子
(
いろこ
)
過ぎ行くさまを描きしは
蔭間茶屋
(
かげまぢゃや
)
なるべきか。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“蔭間”で始まる語句
蔭間
蔭間侍
蔭間屋