“蓄音機”の読み方と例文
読み方割合
ちくおんき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれは、そこで蓄音機ちくおんき音楽おんがくをきいたり、また、あるときは劇場げきじょうへオペラをにいったり、おもしろくらしていたのでありました。
銀のつえ (新字新仮名) / 小川未明(著)
それからかつて「キネマトスコープ」即ち蓄音機ちくおんき応用の活動写真が、米国のエヂソン会社に依って我が国へ輸入された事があった。
活動写真 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
彼はただ常子と一しょに飯を食ったり、蓄音機ちくおんきをかけたり、活動写真を見に行ったり、——あらゆる北京中ペキンじゅうの会社員と変りのない生活をいとなんでいる。
馬の脚 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)