“聴音機”の読み方と例文
読み方割合
ちょうおんき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「誰か呼んでいるぜ」兄は立ち止ると、両掌りょうてを耳のうしろにのようにかって、首をグルグル聴音機ちょうおんきのように廻しています。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)
青木学士は、そのありさまを、にこにこわらいながら見ていましたが、春夫がすっかりねむってしまうと、彼はひとりで配電盤はいでんばんの前にたち、受話器を頭にかけ、水中聴音機ちょうおんきのスウィッチを入れました。
豆潜水艇の行方 (新字新仮名) / 海野十三(著)