“ちょうおんき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
聴音機66.7%
聴音器33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「誰か呼んでいるぜ」兄は立ち止ると、両掌りょうてを耳のうしろにのようにかって、首をグルグル聴音機ちょうおんきのように廻しています。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)
青木学士は、そのありさまを、にこにこわらいながら見ていましたが、春夫がすっかりねむってしまうと、彼はひとりで配電盤はいでんばんの前にたち、受話器を頭にかけ、水中聴音機ちょうおんきのスウィッチを入れました。
豆潜水艇の行方 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「はい、午前三時に月が出るのであります。それまではE式聴音器ちょうおんきで、敵機のプロペラの音を探知します」
空中漂流一週間 (新字新仮名) / 海野十三(著)