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ふりがな文庫
“
蒸汽
(
スチーム
)” の例文
「昼間は
暖
(
あっ
)
たかいが、夜になると急に寒くなるね。寄宿じゃもう
蒸汽
(
スチーム
)
を通しているかい」と聞いた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
前以て、そんな間違いがないように、二重三重に念を入れて、不眠不休で仕事をしたから、ヤット一週間目に
蒸汽
(
スチーム
)
を入れるところまで
漕
(
こ
)
ぎ付けたんだが、その間の騒動ったらなかったね。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「
晝間
(
ひるま
)
は
暖
(
あつ
)
たかいが、
夜
(
よる
)
になると
急
(
きふ
)
に
寒
(
さむ
)
くなるね。
寄宿
(
きしゆく
)
ぢやもう
蒸汽
(
スチーム
)
を
通
(
とほ
)
してゐるかい」と
聞
(
き
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「いえ、
未
(
まだ
)
です。
學校
(
がくかう
)
ぢや
餘
(
よ
)
つ
程
(
ぽど
)
寒
(
さむ
)
くならなくつちや
蒸汽
(
スチーム
)
なんか
焚
(
た
)
きやしません」
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“蒸汽”の意味
《名詞》
蒸 汽(じょうき)
液体が蒸発又は固体が昇華して気体となった状態のもの。
湯気。
(出典:Wiktionary)
蒸
常用漢字
小6
部首:⾋
13画
汽
常用漢字
小2
部首:⽔
7画
“蒸汽”で始まる語句
蒸汽喞筒
蒸汽船
蒸汽貯蔵鑵