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蒲簾
ふりがな文庫
“蒲簾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
がますだれ
75.0%
かますだれ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がますだれ
(逆引き)
ゆう日をよけるために半ばおろしてある古い
蒲簾
(
がますだれ
)
の間から先ずかれの眼に映ったのは、あるじの法師の姿であった。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
二重の上手につづける一間の家体は
細工場
(
さいくば
)
にて、三方に古りたる
蒲簾
(
がますだれ
)
をおろせり。庭さきには秋草の花咲きたる
垣
(
かき
)
に沿うて荒むしろを敷き、姉娘桂、二十歳。妹娘楓、十八歳。相対して
紙砧
(
かみぎぬた
)
を
修禅寺物語
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
蒲簾(がますだれ)の例文をもっと
(3作品)
見る
かますだれ
(逆引き)
まして、両側に建て続いた家々は、いずれもしんと静まり返って、その
板蔀
(
いたじとみ
)
や
蒲簾
(
かますだれ
)
の後ろでは、町じゅうの人がことごとく、死に絶えてしまったかとさえ疑われる。——
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蒲簾(かますだれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蒲
漢検準1級
部首:⾋
13画
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
“蒲”で始まる語句
蒲団
蒲鉾
蒲
蒲公英
蒲焼
蒲生
蒲柳
蒲原
蒲團
蒲田
“蒲簾”のふりがなが多い著者
岡本綺堂
芥川竜之介